ケンタと学ぶ 相馬眼の新理論

ディープインパクトとオルフェーヴルの歩様が似ていると思った話

ぼんやりとパドックで強い馬を当てられたらいいなーという感じで生きてきた私が、マジに本格的にパドックを究めてやるぞという感じに切り替わった2017年。

そのキッカケとなる出来事が「ディープインパクトとオルフェーヴルの歩様は似ている!」と思ったことでした。

ディープとオルフェの歩様は似ている!?

あれは確か、2017年春(か夏か秋)の大学の教室での事。
どういう思考回路だったか忘れましたが、私は真面目に授業を受けつつ、スマホをとりだして強い馬の歩様を見てみることにしました。

そして当時の最強馬候補筆頭であった2頭、ディープインパクトとオルフェーヴルの歩様を見たときです。

に、似てる! なんかよくわからないけど、ディープインパクトとオルフェーヴルの歩様が似ているぞ! こ、これは授業を真面目に受けている場合じゃない! 馬の強さには何か隠された法則があるはずだ! その法則を見つけ出してやる!

と、思いました。
薄暗い教室で、ディープとオルフェを映したスマホの画面が、光り輝いていたのです。

競馬で人生一発逆転だ

当時、学科の中で勉強ができる方でもなく、機械工学の勉強や研究を続けても絶対に誰かに負けるし、一生勉強だし、絶対にどこかで挫折するだろうなーと思っていた私は、

競馬を、パドックを相馬眼を究めれば、それは唯一無二の才能であり、うまくいけば機械工学では到底叶わないであろう学術的な名声も得られるのでは?・・・ よし、競馬で一発逆転だ! かけるのは金じゃなく人生!

と良くない思想を持つようになります。「俺はお前らと違うんじゃボケ、競馬の大天才様が機械工学なんてやってる時間あるか!」誰かに勧誘されたわけでもなく、自ら進んで怪しい相馬眼にハマっていくのです。

そして段々と授業に行かなくなり、休学。休学中の不安地獄を経て、大学を中退。
(その後はなんやかんや北海道に行ったり沖縄に来たりでまあ現状は惨憺たるもの。)

実は似てない? ディープとオルフェ

でも今、いろいろと知識を身につけた上で、ディープインパクトとオルフェーヴルの歩様を見比べると実は結構違うことがわかります。似てなんていないんです。

例えば、

ディープは筋肉が硬く、飛節や繋ぎなどのバネの要素がやわらかい。
オルフェは筋肉がやわらかく、飛節や繋ぎなどのバネの要素が硬い。

ディープは振り出す筋肉よりも引き戻す筋肉の方が強い。
オルフェは振り出す筋肉の方が引き戻す筋肉よりも強い。

ディープは後負重で、オルフェは前負重。

など。(余談ですが、この違いが2頭の得意分野の違いとか、産駒傾向の違いにまで表れているのを見ると面白いですね。)

もしくは、両者の歩様の力強さに共通点を見出し惹かれたのかもしれない。が、やっぱり歩様というか動き方は似てないよなあ。

なぜかディープとオルフェの歩様が似ていると思い、大学を辞めるほど相馬眼にハマっていく。でも相馬眼を研究していく内にそんなに似てないなーと思った。そこが人生の面白いところですね。現状含め、マジ爆笑です。